プレイバックデバイスについて
プレイバック(PB)デバイスとは フェーダーやQkeyのことです
各PBデバイスでは それぞれ別のシーケンスを走らせることができます
使い方としては
Qlistや仮Cueを[Select]キーを使ってPBデバイスに呼び込んで(ロード)
Cueを再生(プレイバック)していきます
PBデバイスのロードとリリース
では Qlist1をPBデバイスにロードしてみます
(Qlist1にはCue1とCue2があります)
Qlist1を選択して ロードしたいPBデバイスの[Select]キーを押します
または 斜線の部分をクリックします
[Select]キーのすぐ上にあるLEDが緑色に点灯し Qlist1がロードされました
デフォルトの設定だとロードしただけでは PB1のフェーダーを上げても何も出力しません
まだCue1が「Next Cue」で待機しています
(Qlist1Cue1にはch1とch2がFLで入っています)
[Go]キーを押してCue1を実行してください
(ちなみに デフォルトでは[Go]キーのすぐ下は[Back]キーです)
[Go]キーの赤いLEDは Cueのフェード中は点滅し
フェード完了後は点灯して Cueの実行中を示しています
つづいて Cueをリリースしてみましょう
フェーダーを下せばディマー値は下がりますが Cueはまだ実行されています
Cueを払いたい時は(Cueの出力を止める)
[PB Releas]キーを押してから リリースしたい[Select]キーを押します
または PB1/1の上部をクリックします
すると そのフェーダーからの出力が無くなり Cueの実行が解除されます
リリースしても フェーダーにQlist1は残ったままなので
必要な時に「Go」キーを押せば またすぐにCueを実行できます
フェーダーからQlist1を払いたい時には [Free]キーを使用します
[PB Releas]キーのすぐ上にあります
これも先ほどと同じように
[Free]キーを押してから [Select]キーを押す または PB1/1をクリックします
そのPBデバイスにロードされているQlistなどを削除できます
[PB Releas]キーと [Free]キーの違い ご理解いただけましたでしょうか?
次は マスタープレイバックについて説明します